500種類以上もの動物を見ることができる人気の動物園「東山動植物園」。
そんな人気の東山動植物園では、2年に1度好きな動物に投票して1~10位までを決める人気投票「東山動植物園人気動物ベスト10」が開催されています。
そこで本記事では、東山動植物園に行った際には必ず見にいきたいておきたい2018年に行われた「第23回東山動植物園人気動物ベスト10」の結果を紹介します。
また、残念ながらベスト10に入らなかったものの次回はランクインしそうなかわいい&かっこいいおすすめの動物10も合せて紹介します。
スポンサーリンク
目次
第23回東山動植物園人気動物ベスト10の結果
第1位 ゴリラ
ゴリラは前々回(2014年)の7位、前回(2016年)の3位からさらに浮上し、ついに初の1位を獲得しました!
2018年に新しくできたゴリラ舎のおかげで、ロープを登ったり芝を駆けたりする様子が見れるようになったのも要因ですが、やはり1位を獲得したのはイケメン過ぎるゴリラ「シャバーニ」のおかげでしょう。
他のゴリラと比較しても明らかにイケメンで、なに気ない仕草もかっこいいですね。
シャバーニが外に出てくると歓声と人だかりであふれかえり、その人気度が分かります。
知名度も他の動物と比べて格段に高く、シャバーニのグッズも数多くそろえられており、東山動植物園一の看板動物といっても過言ではないでしょう。
シャバーニについての詳細はこちら↓
第2位 コアラ
ここ最近はずっと2位に甘んじていますが、人気絶大のコアラ。
日本ではわずか8か所の動物園でしか見ることができず、東海地方では東山動植物園のみとなっています。
コアラは敏感な生き物なので屋内で飼育されていますが、食事の際以外はめったに動くことなく、基本的に寝ているかボーっとしています。
園内には8頭飼育されていますが、どのコアラも変な寝方をしているのでぜひその愛らしい寝相を見てあげてください。
動くコアラが見たい方は食事の時間帯に訪れることをおすすめします。
第3位 ゾウ
子供に大人気のゾウが第3位となっています。
前々回と前回からコアラとのデッドヒートを繰り返しつつもずっと1位を獲得していましたが、今回はまさかのゴリラにも負けてしまい首位をキープすることができませんでした。
ゾウと一言に言っても東山動植物園内には「アジアゾウ」と「アフリカゾウ」が飼育されており、アジアゾウは本園中央部、アフリカゾウは北園中央部で間近に見ることができます。
やはり大きな鼻を動かしながらのっしのっし歩く様子が人気の理由でしょうか。
第4位 キリン
前々回3位、前回4位と安定感のあるキリン。
東山動植物園ではキリンが暮らすスペ-スには大きな柵を設置していないので、間近で歩いたり小走りする様子を見ることができます。
特に人気なのがエサやりタイムで、キリンの高い所にある木の葉っぱを食べる様子をまじまじと見ることができます。
長い舌を器用に使って葉っぱを食べる姿を見てもらいたいですね。
第5位 ライオン
こちらも前回5位と安定のライオン。
東山動植物園にはオス2頭とメス1頭の計3頭のライオンが飼育されており、オスライオンは長いたてがみと鋭い目つきがかっこいいですね。
ほえた時は身の危険を感じるくらい迫力があります。
そんなライオンたちをガラス越しに至近距離で見ることができる展示時間はオスライオンの「ソラ」は9:00~11:00、メスライオンの「ルナ」は11:00~14:00、オスライオンの「サン」は14:00~16:00となっています。
展示時間以外でも奥の小屋に行くとくつろいでいる姿を見ることができます。
第6位 トラ
きりっとした目つきに鮮やかな毛並みがかっこよく、見る人を引きつける猛獣界のイケメン「トラ」。
前回の7位から微増といった感じですね。
元々は金網2m越しにしか見ることができませんでしたが、2017年の開園80周年を期に一部をガラスにリニューアルしました。
それにより、ガラス越し約20cmの至近距離で躍動感のある歩きや仕草を見ることができ、ガラスに向かってタッチする迫力ある様子も見ることができるようになりました。
他の多くの動物同様に絶滅の危機におちいっており、写真のスマトラトラは国内では数箇所の動物園にしかいない希少な動物となっています。
第7位 ペンギン
東山動植物園には海の生物も飼育されており、ペンギンだけでなくアシカなども見ることができます。
やはり水族館ではないので上からしか泳ぐ姿は見れませんが、ひなたぼっこをしている姿やよちよち歩く愛らしい姿を見ることができます。
前々回の5位、前回の6位に続き、徐々に他の動物に人気が取られているペンギンですが、今後の活躍に期待ですね。
海のマスコット的キャラが順位を上げる日は来るのでしょうか。
第8位 フクロテナガザル
東山動植物園が開園して以来、ようやくベスト10入りを果たしたフクロテナガザル。
その人気の秘密はテレビでも人気になった「オヴァァァーーー!」とおっさんのようになくケイジでしょう。
この鳴き声が聞きたくて舎の周辺には多くの人だかりができますね。
一度鳴き出せば遠くにいても聞こえるくらいの大きな鳴き声は笑えること間違いなし。
ただし、鳴くかどうかは気分次第なので、鳴かない時はひたすら待ちましょう。
金網やロープを軽やかに登ったり、飛んだりする様子も人気ですね。
第9位 ユキヒョウ
派手なジャガーとは反対に雪のような真っ白な毛並みが特徴の「ユキヒョウ」。
こちらもフクロテナガザルと同じくようやくベスト10入りを果たしました。
一般的なヒョウよりやや小柄で、性格もヒョウのようなどう猛さはありません。目元も優しげですね。
東山動植物園を含めて日本では数箇所の動物園でしかみることができない希少な動物で「幻の動物」といわれています。
ユキヒョウは元々雪深い高山にすむ生き物で木登りが得意なので、その特性を活かして2017年には観客の通路の上にせり出すかたちで獣舎を広げ、真上を歩く姿を見れるようになりました。
今後、さらに人気が出ることは間違いないでしょう。
第10位 ホッキョクグマ
他の動物と比べると一際大きなスペースでのびのびと暮らしている「ホッキョクグマ」。
こっちを見ながら頭を振ったりボールで遊んだりとかなり人なつっこいですね。
暑い日には豪快にプールに入ったりとなにかと観客を喜ばしてくれるパフォーマーなところがありますね。
外にいない場合でも屋内の様子を間近に見ることもできるようになっており、いつでも愛らしいホッキョクグマを見ることができます。
前回9位だったので、少しランクダウンしましたね。
次回もなんとかベスト10入りが果たせるのでしょうか。
次回はランクイン!?おすすめの動物たち
ここからは人気ベスト10から外れてしまったものの、次回はランクインしてもおかしくない動物を紹介します。
2020年の第24回人気投票が楽しみな動物たちです。
ジャガー
金色をベースに黒の模様の毛並が美しい「ジャガー」。
普段は木の上に昇って過ごすことが多く、上から見下ろしている感じがなんとも優雅に見えます。
ちなみに飼育されているジャガーの名前は「アスカ」ですが、以前相方だったジャガーの名前は「チャゲ」だったそうです。
フェネック
ネコ目イヌ科キツネ属に分類され、キツネのような耳に小型犬のようなかわいい動きが特徴の「フェネック」。
元々砂漠地帯に群れをなして生息していますが、天敵が多くその数が次第に減ってきているそうです。
東山動植物園では一緒に暮らすフェネックたちのじゃれ合う様子を見ることができ、愛らしい姿はずっと見ていても飽きないくらいです。
プレーリードック
警戒心が強く、二本の短い足で立って周囲をきょろきょろしている姿がかわいい「プレーリードッグ」。
全面ガラス張りとなっている獣舎は土の中も一部見られるようになっているので、ちょこちょっこしたあのかわいい動きを色んな角度から見ることができます。
観客の上を通過するできる設計となっているので、木登りをするように金網を登ったり降りたりする様子を間近で見ることもできます。
何頭も飼育されてますが、性格や行動が違うのでそれぞれの様子を観察することができます。
ハクトウワシ
羽を広げると2m近くにものぼる大きな体で羽ばたく姿がかっこいいアメリカの国鳥「ハクトウワシ」。
名前の通り頭の部分のみが白く、鋭くとがったくちばしが特徴です。
東山動植物園では水飲み場の部分がガラス張りとなっており、近くからその様子を見ることができます。
飛ばない時は中々飛んでくれませんが、飛んでいる姿は必見です。
鳥舎の前にベンチが置いてあるので気長に座って待ってみてはいかがでしょうか。
シンリンオオカミ
前回は8位でしたが、今回は10位圏外となってしまった動物「シンリンオオカミ」。
名前の通り元々、深い森林の中で狩りをして暮らしていたオオカミです。
東山動植物園ではその環境に近いやや斜面になった木々の生い茂るスペースで飼育されており、良く動き回る姿を見ることができます。
オオカミ同士で中々激しいじゃれ合う?けんかする??姿を見ることができ、ダイナミックな姿が人気です。
次回はベスト10にランクインできるでしょうか。
カバ
こちらも前回の10位からベスト10圏外になってしまったカバ。
東山動植物園には「コビトカバ」という種類の小さめのカバもいますし、大きな普通のカバもいます。
カバは昼間などは屋内の水の中で過ごしていることが多いので中々歩いている姿を見られるのは少ないですね。
普段はおだやかなカバですが、意外とどう猛で大きな口を開けて相手を威嚇することもあるそうです。
どこの動物園にもいる定番の動物ですが、ベスト10奪還をできることはできるのでしょうか。
クマ
暑い日はほとんどプールの中でぴくりとも動かない様子が間抜けな「クマ」。
ほんとに暑い日は動かないのでぬいぐるみのような存在となっています。
上から獣舎全体を見ることやガラス越しに同じ目線で間近で見ることができます。
ぜひ間抜けな時の姿を見てあげて欲しいですね。
シカ
シカといってもどこにでもいるようなシカではありません。
東山動植物園には「アクシスジカ」という種類のシカが飼育されており、このシカは「世界一美しいシカ」と評されるほど毛並みがきれいでオスは立派な角を持っています。
20頭ちかく飼育されており、群れをなして生息する様子を見ることができます。
カメ
こちらもカメと言ってもただのカメではありません。
東山動植物園にはぎろっとにらみつけるような目つきに鋭い口をした「ワニガメ」やかみついたら離さない強力なあごをもつ「カミツキガメ」、マダガスカル諸島に生息する甲羅に星のような模様をもつ「ホウシャガメ」など数種類が飼育されています。
その中でも屋外で飼育されている「ゾウガメ」は大きくなると体重200kgを越える巨大なカメで重たい甲羅を背負って頑張って歩く姿に癒やされます。
基本的にほぼ直線しか歩けないのか、目の前にいる別のカメや木に突っ込んでいく姿はなんともいえない面白さがあります。
至近距離まで来てくれるのと動きが遅いのでゆっくり記念撮影ができる誰でもいいツーショットが撮れる動物となっています。
ヤギ
こちらはただのヤギです。
変わった種類でも希少価値があるヤギでもありません。ただのヤギです。
何が人気なのかといいいますと東山動植物園内の「こども動物園 ふれあい広場」ではヤギ以外にもモルモットなどとふれ合うことができます。
写真のように抱きついてもおとなしいヤギに触れて癒やされてみてはいかがでしょうか。
こども動物園についての詳細はこちら↓
スポンサーリンク
基本情報
住所 :愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
電話番号:052-782-2111
開園時間:9:00~16:30
休園日 :毎週月曜日(月曜日が休日の場合は直後の平日)、年末年始(12/29~1/1)
入園料 :高校生以上500円、中学生以下無料
駐車場 :普通車800円(8:45~17:00)
駐車場の詳細はこちら↓
東山動植物園の関連記事
園内でのランチ情報の詳細はこちら↓
東山動植物園のお花見情報はこちら↓
東山動植物の紅葉情報はこちら↓