名古屋市熱田区にある参拝者数が年間約700万人・初詣だけで200万人以上という全国でも有数の神社「熱田神宮」。
熱田神宮には約400台という広い駐車場が完備されており、しかも無料で駐車することができるため、車で足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、熱田神宮の駐車場は駐車できない期間があることや、シーズンや時間帯によっては満車となりやすくかなり混雑することもあります。
そこで本記事では、熱田神宮の駐車場を無料で利用できる期間や混雑状況、夜間駐車場の場所、混雑時に利用したい周辺の穴場駐車場などについて紹介していきます。
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目次
熱田神宮の駐車料金が無料の期間
熱田神宮内に設けられている駐車場は、参拝者と場内の結婚式場の利用者は無料で利用できます。
駐車場の利用にあたり特に時間制限は設けられていないので、時間を気にせずゆっくりと参拝したり、行事を見学することができます。
ただし、年末年始の初詣期間(12月31日の夜間帯~翌年1月5日:場合によって1~2日間延長)、熱田まつり(6月5日)は無料駐車場は露天が出店することなどから、完全に封鎖されるため駐車することはできません。
そのため、近隣の駐車場(1時間1,000円で上限なしと相場はお高め)を探すことになります。
また、熱田神宮では様々な祭典行事が年間を通して開催され、上で紹介した年末年始や熱田まつり以外にも祭典の内容によっては一部もしくは完全に駐車場が使用できなくなる場合があります。
祭典時には熱田神宮の公式ホームページ「最新情報」にて駐車場の使用制限がかかっていないか確認してから足を運ぶことをおすすめします。
熱田神宮の無料駐車場の場所
熱田神宮内には駐車場が3ヶ所あり、合せて400台駐車することができます。
赤色のピンが東門駐車場、青色のピンが西門駐車場、緑色のピンが南門駐車場です。
駐車台数は以下の通りとなっており、東門駐車場が最も大きな駐車場といえます。
西門駐車場:約40台
南門駐車場:約60台
熱田神宮を左回りすることでいずれのも駐車場にも入ることができますが、期間や時間帯によってはかなり混雑しやすいです。
どの駐車場が混雑しやすいかは下に詳しく紹介していきますが、その前にチェックしておきたいのが駐車場の利用時間です。
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熱田神宮の駐車場の利用時間
熱田神宮の駐車場が利用できる時間は通常8:00もしくは9:00頃~17:00(西門駐車場は5:00~17:00)となっています。
それ以外の時間帯は一部を除いて閉門されてしまうので、17時以降は駐車場を利用することができません。
唯一、夜間帯でも利用できる駐車場としては西門駐車場の指定場所のみとなっています。
ただし、駐車台数が少なく、17時周辺はかなり混雑しやすいためご注意ください。
駐車場が混雑しやすい期間&時間帯
混雑時は基本的に東門駐車場へ!
さて、混雑しやすい日(土日祝日、1月、七五三シーズン)はどの駐車場を利用するのがおすすめかという点についてですが、結論からいうと「東門駐車場」です。
その理由はやはり、約300台停められる駐車台数の多さです。
熱田神宮内には一部の期間を除いて飲食を行える場所やイベントの開催は多くはありませんので、参拝もしくは祈祷を終えれば帰ってこられる方がほとんどです。
神殿に入っての祈祷の場合は時間がかかりますが、ほとんどの場合は長くても1時間~1時間半程度あれば帰ってこられるため、駐車台数の多い東門駐車場の駐車待ちに並べば意外と時間を待たずに駐車することができます。
東門駐車場の待ち時間の目安は、完全に停まるような列の場合は神宮東門交差点から約10~15分、秋葉交差点から約15~30分、伝馬町駅交差点から約40~60分と想定されます。
この待ち時間が長いと感じる場合は下に詳しく記載しています付近の有料駐車場を利用する方が早く境内に到着できます。
ちなみにさほど混雑が少ない期間の場合は、西門・南門駐車場は東門駐車場に比べると認知度が低いことから駐車待ちが少ないこともありますので、一度西門・南門駐車場を見てから混んでいる場合はそのまま東門駐車場に向かうというのがおすすめです。
年末年始の初詣は1時間待ち覚悟で!
上で記載した通り、年末年始の初詣期間(1月1日~5日:場合によっては1~2日延長あり)は、熱田神宮の駐車場を利用することができません。
そのため、近隣の駐車場に駐車することになるのですが、相場が1時間1,000円の上限なし設定とかなりお高めとなっています。
初詣期間限定で普段は普通のスペースを有料駐車場として案内している方が多いですが、それでも駐車したい方が多すぎてどこも満車状態です。
そのため、駐車するだけで1時間以上かかるのも当たり前といった感じです。
一度、熱田神宮付近を見に行ってあまりに駐車待ちに長蛇の列ができている場合には、歩いて10~20分程度離れた駐車場、もしくは1~2駅離れた駅付近の駐車場に停める方が意外と早く場内に到着できたりしますよ。
七五三シーズンは混雑必至!
七五三シーズンとなる10~11月はかなり混み合うため注意が必要です。
特に天気のよい土日祝日には多くの方が七五三の参拝に足を運びますので、それに合せて駐車場も混雑します。
全く停められないことはありませんが、午後よりも午前中が混雑しやすく、10~12時にかけて混雑のピークを迎えますので、午前中に参拝したい場合はなるべく早めに向かうことをおすすめします。
かなり混雑している場合でも、おおよそ1時間~1時間半程度で続々と祈祷を終えて帰ってこられるので、駐車台数の多い東門駐車場で駐車待ちをしていれば停めることができますよ。
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夜間帯は西門駐車場へ
熱田神宮は真夜中であっても参拝することができます。
ただし、上で紹介した東門駐車場および南門駐車場は17:00に完全に封鎖されるため、利用することができません。
そのため、夜間帯(17:00~翌日8:00頃)は特別に開かれている西門駐車場の指定場所に駐車することになります。
西門駐車場の全てに停められるわけではなく、駐車台数が少ないため特に17時周辺は中々停められないということもありますが、夜間帯であれば基本的にスムースに停めることができますよ。
自動車参拝は西門駐車場の手前
自動車の参拝「車ばらい」の場合は、西門駐車場の手前に特別の入り口があります。
具体的には国道19号線を南下すると西門駐車場を見つけることができるのですが、その手前に専用の駐車場があります。
通り過ぎてしまうと一回りしてこないといけなくなるので、付近はゆっくりと走行しながら見つけるようにしてください。
入り口付近に「車ばらい入り口」と看板が出ていますので目印になるかと思います。
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無料駐車場混雑時のおすすめ近隣駐車場
特に年始直後や七五三シーズンの土日祝日などは熱田神宮内にある3ヶ所の無料駐車場すべてで長蛇の列ができるくらい混雑します。
そのため、ここからは大混雑時に利用したいおすすめの近隣有料駐車場について紹介します。
名鉄協商パーキング熱田神宮西
最大料金が安くて安心の「名鉄協商パーキング熱田神宮西」。
駐車台数が少ない点がやや難点ですが、最大料金があるので安心してゆっくりとお参りをすることができます。
熱田神宮内まで徒歩で約3~5分で到着できるおすすめの駐車場となっています。
料金 :60分200円(最大料金:入庫24時間500円)
利用時間:24時間入出庫可能
駐車台数:11台
名鉄協商パーキング神宮前第4
熱田神宮まで徒歩2~3分の場所にある駐車場「名鉄協商パーキング神宮前第4」。
こちらの駐車場も最大料金があるので安心して利用できますが、上で紹介した駐車場よりは最大料金が高めに設定されていますのでご注意ください。
料金 :60分200円(最大料金:入庫24時間1,000円)
利用時間:24時間入出庫可能
駐車台数:23台
名鉄協商パーキング神宮西口
駐車台数が440台もある「名鉄協商パーキング神宮西口」。
熱田神宮の駐車場が満車の場合でも、こちらの駐車場は駐車台数がかなり多いのでスムースに駐車しやすいため、穴場の駐車場となっています。
東門まで徒歩2~3分なので数十分も駐車場待ちをするよりも早く境内に到着することができます。
また、隣接するお店「パレマルシェ」で商品を購入すると駐車料金の割引を受けることができます。
料金 :60分300円(最大料金なし)
利用時間:7:00~22:00(時間外は出庫不可)
駐車台数:440台
上記の料金は本記事作成時の料金となっています。
また、年末年始は料金が高めに設定される可能性があることや、駐車料金の改定が行われることもありますので必ず場内の料金看板をご確認した上で駐車するようにしてください。
以上、熱田神宮の駐車場について紹介しました。
ぜひ、日本有数の神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。
熱田神宮の基本情報
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
電話番号:052-671-4151
駐車場:400台(無料)