約550種類、約1万5000匹もの生き物や木々を見ることができる東海地方のみならず全国的にも人気の動植物園「東山動植物園」。
東山動植物園はコアラやイケメンゴリラが見られるだけではなく、秋になると美しい紅葉を眺められるのも人気の理由です。
園内にはイロハモミジやミツデカエデをはじめ約60種類もの木々が色づき、さらに夜になるとライトアップされるなどきれいな景色を見せてくれる県内有数の紅葉狩りスポットとなっています。
本記事では、そんな人気の東山動植物園の紅葉について見所や見頃時期、ライトアップ時間、駐車場などについて紹介します。
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目次
東山動植物園の人気紅葉エリア
東山動植物園の中でも特に美しい紅葉が楽しめるのは動物園エリアではなく、植物園エリアとなっています。
それでは、人気の高い紅葉スポットについて紹介していきます。
五色もみじ
植物園にあるカラフルな紅葉のトンネルを歩いて楽しめるエリア「五色もみじ」。
路面がしっかりしているので歩きやすく、左右からすっと伸びる紅葉をゆっくり眺めることができますよ。
奥池
同じく植物園にある大きな池と紅葉のコントラストがきれいなエリア「奥池」。
日本らしさを感じさせる庭園や赤々と色づく紅葉は見応えがあります。
夜になるとライトアップが行われ、紅葉が池に映る「さかさ紅葉」が楽しめます。
奥池周辺には腰掛けて紅葉を眺めることができるイスがいくつも設置されていますので、のんびりと過ごすことができますよ。
合掌造りの家
急勾配の大きな屋根と一緒に紅葉が楽しめるエリア「合掌造りの家」。
奥池のすぐ近くに位置する合掌造りの家ではイベントを開催する会場となっており、多くの方でにぎわうエリアともなっていますね。
動物園は紅葉が少ない
植物園には、上で紹介したエリア以外にも数多くの紅葉が楽しめるスポットがあります。
その他のスポットは直接見に行った時のお楽しみにしておいてくださいね。
しかし、残念ながら動物園側には目の前一面に広がる、あっと驚くような紅葉を眺められるエリアはありません。
正門周辺やボート池周辺などにちらほら赤々とした紅葉が植えられていますので、そのくらいであれば動物園内にいながら紅葉を楽しめますが、心ゆくまで満喫したいという方はやはり植物園に向かう方が断然おすすめですね。
東山動植物園の紅葉の見頃時期
東山動植物園の紅葉の見頃時期は11月中旬~12月上旬(11月下旬が最盛期)です。
実際にこの見頃時期に合わせ、紅葉狩りイベント期間も2019年11月15日(金)~12月1日(日)に開催されます。
ただし、紅葉と一言で言っても木の種類によって見頃時期は大きく異なります。
今回紹介した時期は「紅葉=もみじ」として紹介しており、もみじはきれいに眺められる期間がおよそ10日前後とかなり短いです。
見頃時期を過ぎると紅葉というより枯れ木っぽくなってしまいますので、できればイベント期間の真ん中あたりの日に向かうとよっぽど見頃時期を外さず楽しむことができますよ。
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主な紅葉イベント内容
植物園内では、紅葉が見られる期間に合せて様々なイベントが開催されます。
主な紅葉イベントとしましては以下の通りとなっています。
① 音と光の噴水ショー
開催日:2019年11月15(金)~17日(日)・24日(日)
場所:ガーデンテラス東山
② 名古屋おもてなし武将隊トークイベント
開催日:2019年11月16日(土)
③ ズーボとかくれんぼ
開催日:2019年11月16日(土)・17日(日)
紅葉のライトアップ期間&時間
毎年開催されている紅葉のライトアップですが、開催されるのは紅葉のある植物園エリアのみです。
2019年のライトアップ日や時間は以下の通りとなっています。
・11月15日(金)~17日(日)
・11月24日(日)
・11月30日(土)~12月1日(日)
【ライトアップ時間】
・日没(17時半頃)~20:30
ちなみに植物園エリアの閉園は20:30ですが、動物園エリアの閉園は通常通り16:50頃となっています。
16:50を過ぎると正門・上池門・北園門・スカイタワー門は封鎖され、閉園後は動物園内を通過することができなくなるため、駐車位置にはくれぐれもご注意ください。
その点について下に詳しく紹介していきます。
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駐車場について
駐車場の混雑状況
まずは駐車場の混雑状況ですが、土日祝日はイベント期間でなくても多くの方が遠方から訪れます。
そのため、かなり混雑しやすく、気候が良ければ満車になることも充分あり得ます。
特に紅葉期間は紅葉を眺めたい方や快適に園内を歩ける気候などから動植物園に足を運ぶ方が増えやすいため、満車になる可能性は極めて高いです。
駐車場の混雑状況の詳細はこちら↓
植物園利用時のおすすめ駐車場
次に植物園で紅葉のライトアップを見たい方(動物園閉園後も植物園内にいたい方)に向けて利用しやすい駐車場を紹介します。
上でも書きましたが、動物園閉園後は動物園内を通過することができません。
そのため、例えば正門前駐車場に駐車しており、動物園閉園後に植物園門から出た場合、大回りしながら約18~20分夜道を歩くことになってしまいます。
そのようなことにならないためにも以下の駐車場に停めることをおすすめします。
・緑橋下駐車場(植物園門まで300m、徒歩4分)
・緑橋南駐車場(植物園門まで700m、徒歩10分)
・植物園駐車場(植物園門まで450m、徒歩7分)
・星が丘門駐車場(星が丘門まで180m、徒歩1分)
ちなみに、16:30以降は正門前や北園門前、新池、動物園西駐車場に入庫することはできなくなります。
ライトアップ期間は駐車場内が非常に混雑しますのでゆとりを持って向かうことをおすすめします。
動物園と植物園を行き来する方法
東山動植物園は、動物園エリアと植物園エリアの間に大きな道路で分断されています。
そのため、動植物園を行き来するためには、歩道橋を渡る方法と一度門から出て再度門から入るという方法(動物園の上池門⇔植物園の植物園門)があります。
歩道橋を渡るためにぐるっと大回りしている方が多いですが、門を行き来する方がスムースに移動することができます。
※門を行き来する際には必ず、門で配布されている中途退出チケットをもらってくださいね(これが無いと入り直せません)。
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人気の動物をチェックしよう!
ここからは紅葉情報と合せてチェックしたい東山動植物園に行ったなら絶対に見ておきたい人気動物たちを紹介します。
紹介し始めたらキリがないので3種類厳選してピックアップしていきます。
まずはイケメンゴリラのニシローランドゴリラ「シャバーニ」。
整った目鼻に筋肉が隆々とした身体、もはや座っているだけでもかっこよすぎる姿に連日多くの方が釘付けとなっていますね。
今では東山動植物園の顔とまでなっているシャバーニは必見ですよ。
シャバーニについての詳細はこちら↓
マスコミでも取り上げられる鳴き声が特徴的なフクロテナガザル「ケイジ」。
「オヴァァァーーーーー!」とおっさんのような鳴き声は笑えてくるほど面白いですよ。
一度鳴き始めたら頻繁に鳴いてくれますが、中々鳴かない時もあるので舎の周囲には鳴き声待ちの人だかりができるほどです。
全国的にも展示されている動物園が少ない動物「コアラ」。
愛らしい表情でじっとしているコアラですが、食事タイムにはユーカリを求めて木の上を歩く姿が眺められます。
動くコアラが見たい方は食事タイムに合せて向かうのがおすすめです。
最近産まれた赤ちゃんもかわいいので必見ですよ。
その他にもたくさんの動物が見られる東山動植物園は2年に1回「人気動物ランキング」を投票にて決定しています。
その結果+今後ランクインしそうな隠れ人気の動物が知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
人気動物ランキングの詳細はこちら↓
東山動植物園の食事について
東山動植物園は食事についても充実していますので特に心配はいりません。
特に動物園エリアには7店舗も入った大きなフードコートをはじめ植物園エリアも含めて色んな所にお店が出店されていますので、手ぶらで向かってもランチなどを楽しむことができますよ。
また、フードワゴン販売が行われる日もあったり、お弁当の持ち込みもできますので動物や紅葉を見ながら外でまったり食事というのもありですよ。
東山動植物園の食事について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
東山動植物園の食事に関する詳細はこちら↓
以上、東山動植物園の紅葉について紹介しました。
ぜひ目の前に広がる赤々とした紅葉を眺めに足を運んでみてはいかがでしょうか。
東山動植物園の基本情報
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
電話番号:052-782-2111
営業時間:9:00~16:50
(紅葉ライトアップ日は植物園のみ20:30まで)
紅葉ライトアップ期間:2019年11月15~17日・24日・30日・12月1日
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
入場料:高校生以上500円
駐車場:あり(無料・有料)
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